どーも、alskarです
週末ヒマだったので近くの劇場で、インド映画「WAR」を鑑賞してきました。
レビュー評価は結構高かったけど、インド映画のサスペンスアクションってどんなもんよ?と
大した期待もしないで観に行ったら大当たり、スゴく面白かったのでレビューしてみる
イントロ
インドの諜報機関RAWのエージェント、カビールによるイスラム過激派の大物暗殺ミッションから始まるの緊迫のシーンが一転、実はそれはフェイクでカビールは暗殺ミッションを指揮していた自分の上官を射殺して行方をくらます。
優秀なエージェントだったカビールは裏切り者となり、組織は裏切り者のカビールを抹殺するための追跡を開始する。
RAW責任者でカビールの上官だった大佐は若手のハーリドを追手に選ぶが、カビールとハーリドの師弟関係を知る大佐はハーリドに「カビールを殺せるのか?」とハーリドに尋ねる。
父の国家への裏切り行為で、過酷な少年時代を送ったハーリドは国家への忠誠を示す為
カビールの抹殺を誓う。
師であるカビールが何故こんな事を、と疑問を持ちながら・・・
感想
もうね、スゴイ、何がスゴイって色気がスゴイ
インド映画じゃなくて「LEON」のグラビア観にきてたんだっけ?って感じ。
まずは冒頭の主役リティク・ローシャン演じるカビール少佐がヘリから降りてくるところ!
これでもかってくらいのスローモーション。
「男の色気を可視化するとはこういう事だ!」みたいな色気ダダ漏れ映像。
そのまま映し出される肉体美。
もう何?何なの?あの腕、あなた腕に生ハム装備してんですか?な、たくましい二の腕、
デカいサングラスでも隠しきれない、色男オーラ
(べつに隠していない)
僕の「インドの人」感からはかなり離れた、ヨーロッパ系、それもラテン系に見えるような、
濃いぃ〜、甘〜いイケメンで多量に摂取すると悪影響が出そう
ただ「この映画の大半はリティク・ローシャンの魅力のプロモーションです」
みたいな映像の後は
「この映画はリティク・ローシャンのプロモーションだけじゃありませんよっ」
て具合にすごいアクションのつるべ打ちで、
名作アクション映画にインスパイアされたと思しきシーンがてんこ盛り。
ジョン・ウーばりの横っ飛びガンアクションがあったかと思えば、
それとは真逆に、まるでマシンの様に雑魚を討ち取るタイトなガンアクション
ミッションインポッシブルを思わせるバイクチェイスやスカイアクション
ワイルド・スピードみたいな雪上カーチェイス、パルクールの立体的な動きや
筋肉に物を言わせたターミネーター的なアクションまで
およそ一通りの映画アクションを見せながらどれもこれもハイレベルで
アクション映画を見慣れている人ならウケる事請け合いで飽きさせない。
(バイクシーン手前のカビール登場シーン、カッコいいんだ、これが)
他にもある映画のネタが重大なトリックに使われているけど
重大なネタバレになるので気になる人は是非劇場で観てください
もう一人の主役タイガー・シュロフ演じるハーリド(こちらもイケメンマッチョ)が繰り広げる、香港映画のような格闘や、そこら辺にある道具を使ったアクション
特にハーリドのキレのある蹴り技の数々も見どころでとにかくキレイ
スパイもの特有のミステリー要素も、何故カビールが国を裏切ったかや、ラストへ向けての伏線、序盤の伏線回収もバッチリ
インド映画ならではのダンスシーンも、見応えがありゴージャス感満載、ただインド映画に慣れている人にはダンスシーンの量が物足りないかも
あと、「え、そっち?後でよくない??」みたいな若干のご都合シーンもあるけどそれもご愛敬、この映画の魅力の前には笑って済ませられます。
ラストもシリーズ化を予感させる終わり方でホントに次がすぐ観たくなる
ぜひ3部作くらいでやってほしい
実は長い映画は苦手で、観る前は
「いやー150分かー、長いかなー、100分位にまとまってると丁度いいんだけどなー」
なんて思っていたんだけど、
この「WAR」、僕には長くてダレるかと心配してましたが、全くの杞憂でした。
場面や舞台の転換も結構忙しく、ダレることなく最後まで駆け抜ける映画に仕上がっていました。
いやーしかし面白かった、あまり期待しないで観に行ったのに。
これならガンガン期待して観に行っても良かったくらいの、易易とハードル超える作品だったなー
劇場にかかってるうちにまた観に行こっと
では
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